【盛和塾機関紙 】無私の心が人を動かす。

恥ずかしながら、稲盛和夫氏の著書に触れたのは、

現会社に入社してからのことだった。


自己中心的な価値観に囚われ、我執の世界で生きていた私は、
稲盛氏の教え、哲学に出会い、人生観が180度変わったと言っても過言ではない。

 

私にとって、「無私の心」というのは、

ある意味カルチャーショックに値する言葉だった。
もちろん、道徳的にはそれは善であると理解していたが、
自分が利益を得るためには利己主義になるのはやむを得ないと、

そう割り切って生きてきたからだ。

 

私心や我欲などを捨て、自分を勘定に入れない心を持つことは、

なかなか容易なことではない。


だが、今は、社員を導く立場に置かせていただいた身として、
自らの立つべき位置は「私心」なく、執着を離れた「無私」でなくてはならない、
そして自らの座標軸はこの大義に置かなければならないと、感じている。